兼題「夏の月」 オンライン「火星句会」 2021/07/20(火)2021年07月27日 10:58

東京五輪開会式2021723日 国立競技場)をTVで観ました。何でこんな遅い時間にやるのかが不思議でしたが、(いわゆるNBC時間?)全体に簡素で、押しつけがましい演出も少なく、まあ良かったです。主催者の話が長かったですが、王さん、長嶋さん、松井さんの登場には驚きましたし、大坂なおみ選手が聖火台に点火したのも良かったと思います。ただ、選手入場後の演出で、ジョン・レノンの「Imagine」が流れたのには違和感が残りました。「Imagine」と言えば名曲中の名曲。日本人歌手が歌えばまた違ったのでしょうが、西洋人の男性歌手が歌うのをただ拝聴するのみ。東京からのメッセージが何も感じられませんでした。それなら、白鵬の横綱土俵入りの方がよかった。多様性を感じてもらうことも出来たと思います。

 

さて、この日の句会参加者は24名。私も3句投句しましたが、ここに掲載できるのは2句のみでした。

びいどろの金魚買ひける夜店かな

 夏-夜店 この句は、紗希先生に並選を頂きました。<心の高ぶりと寂しさ>が感じられると評して頂きました。また、<生きている金魚ではなく、びいどろの金魚が涼やかで楽しいです。 夜店の楽しさも浮かびます。>と評してくださった方もいらっしゃいました。「びいどろの金魚」はフィクションですが、私の心の中にいつの間にか住んでいるようです。

夏の月悪霊の住む廃医院

 夏-夏の月 廃医院はフィクションではありません。実際にそんな荒れた廃医院があり、いわゆる「スポット」として有名だったようです。幹線道路沿いにあったので、私も何度か見た記憶があります。「夏の月」は季語ですが、暑い地上をよそに、いかにも涼やかに浮かんでいるという、涼しさが「夏の月」の本意だと言いますから、この句もそのように読んでいただければと思います。 

次回の予定

8月17日(火) オンライン「火星句会」 兼題「鬼灯」