兼題「菜の花」2020/4/9(木)NHKカルチャー 中止2020年04月03日 20:29

 東京都の緊急会見を受けて、4月12日(日)まで全講座を休講とするという連絡のハガキが来ました。休講期間は延長する可能性もあるということです。次回のこの講座は6月の予定ですが、果たして開講できるでしょうか。

 さて、この講座は1週間前までに句を事務に送ると、印刷して当日全員分が配布されるという段取りですから、私も一応次の3句を用意していました。

菜の花や声のみ届く昼下がり

春-菜の花 菜の花は、意外に花の時期が長く、背の高さも人の背丈くらいになります。そこで菜の花畑が一寸した迷路のようになって、誰かの声だけが聞こえて来るという、私の実体験からの作句でした。

菜の花や日は中天に音もなし

 中天とは、天の真ん中のことです。この句は、上5を「夏館」で作ったことがあり、そちらの方がよい感じもするのですが、菜の花でもいけそうなので作ってみました。そのあたり、紗希先生に聞いてみたかったところです。

菜の花は自信満々黄色かな

 菜の花の黄色は、ともかく心安らぎ、人を快活な気分にしてくれる色です。菜の花自身もそのことをよく知っているかのようで、自信満々に咲いています。

さて、次の句会は下の通りですが、たぶん中止になるでしょうね。紗希先生にお会いできるのは、いつのことになりますか。

兼題「春の月」火星句会 2020/04/21(火)

 

○2枚だけマスク配ってずっこける

 これは川柳ですね。安倍首相の忖度政治の限界です。いよいよ緊急事態宣言もあり得るかと日本中が秘かに緊張していた時、出て来たのが、WHOが推奨しない布マスク2枚というずっこけぶり。このタイミングの悪さ。本当に大丈夫かあ?