兼題「父の日」 火星句会 2019/06/18 ― 2019年06月18日 21:13

火曜日に開催される句会だからこう名付けられたのだと思いますが、神野紗希先生の主宰する句会です。兼題一句を含む3句を短冊に書いて持参。当日大きな台紙に適宜貼り付けて、参加人数分コピーして配布。各自いいと思う3句を選び、その中で一番いいと思うものを特選としておく。誰々選と言って、各自自分の選んだ作品を発表。その後得点の多い作品から順に講評してゆくという流れです。この日の参加者は23名でした。

さて、この日の私の作品は次の3句ですが、実はこの日は句会を欠席するつもりでした。何故と言って、兼題が「父の日」ですから。「父の日」と言われても、何のイメージも湧いて来ません。当然句も作れません。お手上げです。いつ欠席のメールを紗希先生に送ろうかと思っている内に、ふと作ったのがこれ。 

①    父の日の祝いに欲しや花一輪

夏-父の日 せめて花を一輪でもいいから欲しいという、父親のいじらしい気持ちを句にしたものです。そのまんまの句です。紗希先生からは、何の花なのか具体的な花の名前を書いた方がいいとアドバイスされました。例えば<薔薇一輪>とか。いやいや、くれるものなら何の花でもいいです、という、情けない結末でした。 

②    蔓薔薇の紅きを愛でて父逝けり

夏-蔓薔薇 これは5月の半ば、庭の蔓薔薇が満開の中を逝ってしまった父親のことを句にしたものです。父親と私で一緒に苗木を買ってきて植えた、思い出の蔓薔薇なんですね。紗希先生からは、<愛でて>が気になると言われましたが、そしてそれは私もそうだったんですが、余りあれこれ考えない事にして、このまま出句しました。 

③    ギヤマンの金魚懐かし夜の市

夏-金魚 紗希先生からは、<ギヤマン>とくれば<懐かし>は当然の表現だから、ここは言い過ぎだと指摘されました。それは確かにその通りなんですが、他に思いつかなかったんですよね。ここが私の発想の限界でした。これ以上は諦めずに精進するしかないですね。 

 紗希先生、今日はマイクは使わずに句会を切り盛りされました。マックスのボリュームは出ませんでしたが、喉の調子はほとんど回復されていました。変化の激しい気候が続きますから、引き続きご自愛くださいませ。


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